【Dr.STONE】第3話感想

2017年3月22日

2話の感想はこちらから

前回までのあらすじ

こうもりの糞とブドウのアルコールから作った薬品で、ついに石化を解除する方法を編み出した千空と大樹。鳥を復活させる事に成功し、次は人間を復活させる事になり、誰を復活させるか大樹が選ぶ事に。当然杠(ゆずりは)を選ぶわけだが・・・。

3話内容

そんなわけで、前回いよいよ杠を復活させるぞ!という引きで今回の話になりました。早速薬品を持って杠のいるクスノキの元へと向かう二人。

では、さっそく復活させよう!となった時に、大樹がストップをかけます。

「待て千空!杠ははだかだ!!」

なんというか、漫画言語とでも言いますかね。こういう展開になった時点で『あぁもうこれ今週の復活は無いな』と思ってしまうようなお約束展開。

確かにまぁ裸なんですけどね。現状人類は2人しかいないからね。見た目とか気にしてる場合じゃないんじゃないかなぁ?

自分達のキャンプに戻って石の杠に服を着せてから復活させよう。とか言い出す大樹。ますますこれは今週は無いなと。

で、さっそく石の杠を担いでキャンプに戻ろうとする2人に、なんと!

ライオンが襲い掛かってきます。しかも群れで。

どうして日本にライオンが!

千空が「そんなもん出所は動物園しかありえねぇだろ!」と言うのですが、確かにまぁ読者としてはそんな感じの感覚ですが、作中では人類滅亡から3700年経過してるわけで、果たして狭い日本で3700年もライオンが生活を維持できるのかどうか・・・。

同じ人類がいなくなった後の作品でも、こういうのは出てきません。

Dr.STONEの世界では、獣はいてものけ者は(この世には)いない。厳しい世界でどったんばったん大騒ぎです。

で、舞台は大自然の中ですから、当然ライオンから逃げ切れるわけもなく、腹をくくって戦おうとする大樹。

しかし千空に止められます。大樹の長所はあくまで『体力』であって『武力』ではないと。

大樹の立ち位置はタンカーであってアタッカーではないようです。火力要員のいないPT。相手がライオン。超きびしい。

もうこれは詰みか・・・。という雰囲気の中で、大樹がある事をひらめきます。

「最初の日にみつけたんだ。霊長類最強の高校生、獅子王 司(ししおう つかさ)!!」

伏線という言葉を使う事すらためらわれるくらいに露骨に前フリとして発見されてた獅子王くん。まぁこれは復活するんだろうなと思ってましたが、まさかの3話目で登場です。

本当は杠を助けたかったのに、獅子王を復活させてライオンに勝たないと死んでしまう。背に腹は変えられない。獅子王の石像に薬品をかけます。

すると、石が割れ復活を果たす獅子王。第一声が

「現況は?」

それに対して千空が

「体表に鉱石片!9時から2時方向にライオン群!」

と答えます。正直、高校生が1人増えたところでライオンの群れに対してどれだけの効果があるというのか・・・。

という予想を大きく覆し、まず全身を覆っている石を吹き飛ばし、まるで散弾銃かの勢いでライオンにぶつけ、パンチ1発でライオンをKO。

さすが霊長類最強の高校生。

これで人類には体力、知力、武力の三銃士がそろったってことだー!と大喜びの大樹ですが、一方の千空は少し不安そうな雰囲気。

もしかすると制御できない爆弾になるのかな?という感じの引きで3話終了。次回に続く。