【Dr.STONE】第5話感想

前回の感想はこちら

このブログを立ち上げてまだ日も浅く記事数もそんなに多くはありません。ここまでにけものフレンズやこのすば、リゼロなどの記事を書いてきました。

瞬発力ならけものフレンズが圧倒的ですが、持久力ではDr.STONEの方が上と言えます。検索で来る人が一番多いのがDr.STONEの記事。

まぁ、記事数が一番多いだけ・・・いや。そんな事ないよ。

前回までのあらすじ

霊長類最強の男『獅子王 司』を蘇らせた大樹と千空。しかし、司は最強であると同時にとんでもない選民思想の持ち主であった!

弱者からしぼり取るだけの老害を殺し、純粋な若者だけを蘇らせる!人類を浄化するのだ!

なんかこう、現代社会だとちょっと支持されそうな・・・。いいや!危険思想だ!

そんな話。

第5話内容

冒頭。

『人類浄化計画』VS『人類全員救済』のにらみ合い。そこに、脳筋(大樹)が奇跡の水を持って走ってきます。

「おーい!たまってたぞ洞穴に奇跡の水が!」(倒置法)

さっそく杠(ゆずりは)を復活させる準備に入る大樹。今度は服もちゃんと着せて、復活に向けての準備は万端です! ワオ!

が。

なんとまぁ残念な事に、どうやら復活液が1名様分にギリギリ足りないようです。

「司と2人愉快にシリトリでもしながら待っててやっから、超高速で行ってこいデカブツ」

と千空に言われ、マッハで取りに行こうとする大樹。

しかし、そこを司に止められます。

「なら一番早い俺が行くよ。だからその奇跡の水の場所を教えてくれないか」

司の狙いはただ1つ。復活液の製造現場を押さえ、製法を知り、人類浄化計画に邪魔になる千空達を亡き者にする事。

そんな危険な思想を持つ司を、どうして洞窟に行かせてしまうのか。洞窟へ向かう司が見えなくなったところで、千空が

「ソッコーで復活液作って杠生き返らすぞ!司がいねぇ間にな・・・!」

どうやら、復活液がギリギリ足りないのはウソで、司をこの場から排除し杠を生き返らせるつもりの千空。

一方、ついに洞窟にたどり着き、復活液の製法を知る司。

製法を知った司は、どこかの家族の石像のある場所へ向かいます。

その頃、千空に『司を排除する理由』を問いただす大樹。

「なぜ司をハイジョするんだ!善い奴じゃないかー!」

「だ・か・ら手に負えねぇんだよ。奴の考えた『ぼくのかんがえたさいきょうのせかい』にこっちは1mmも興味ねぇんだ。ククク。文明作りゲームの方がそそるもんでな」

その言葉に、お前が言うならそうなんだろう!と納得する大樹。わかりやすい性格でいいですよね。ここで議論になると話が進まない。信頼ってすてき。

そして次ページ。千空の

「ああ。獅子王司は、善い奴で人殺しだ」

という言葉と共に、さきほどの親子石像の両親の像だけを粉々に破壊する司。

そして、ついにいよいよ杠を復活させる大樹と千空。ゆっくりと復活液をかけようとする大樹に対し千空が怒ります。

「急いでるっつってんだろうがこのデカブツ!」

「うおおいきなりバシャっと!なんかもっとこう・・・。あるだろ!」

いやごもっとも。もっとこう、あるやろ。

ここで、石化とその解除の原理について千空先生からご説明があります。

『こいつは一種のコールドスリープだ。カラダの微粒金属元素で作った保護膜みてぇなもんで、謎原理な元素の位相ズラし・・・石化状態をキープしている』

だそうです。あぁなるほどね。よくわかったよ。不思議石化ね。きんのはりで1発だよそんなもん。(パロムとポロムのぞく)

そしていよいよ、メインヒロイン復活の時!

これまでの、杠への想いがフラッシュバックする大樹。

3700年間の想いですからね。

「大好きでした。何百年も、何千年も・・・!!」

そして、見開きで石化が解除され、倒れる杠を抱きかかえる大樹。

杠を抱えたまま、泣き崩れる大樹。

「ああああああ!すまん!3700年も待たせてしまった!すまん!」

その横で、微妙な表情の千空。まぁ、気持ちはわからんでもない。

「ふふふ。分かんないよ何も。起きたばっかだもん。でも、は~~ん。さては、あれだこれ。大樹君が助けてくれたんだね ワオ。・・・ありがとう」

ここ結構いいシーンですよワオ。

しかし、ゆっくり感動の再開を楽しむヒマなどありません。洞窟から司が戻ってきたら、浄化計画に邪魔な存在は消されてもおかしくないのです。

頭のいい千空。女子である杠。このあたりは利用価値があるので生かされてもおかしくないですが、大樹は・・・。

「道は2つしかねぇ!どっちか選べ!プランA!大樹と杠、テメーラ2人で今すぐ逃げて、どこか遠くで生きていく。プランB!全員で戦って司の殺人を止める!文明の武器の力で・・・!」

と千空の提案と、真っ黒なシルエットの顔になった司が低い姿勢で走ってくるシーンで来週へ続く。