【アリスと蔵六】1話『赤の女王、逃げる』感想 頑固じいさんと能力持ち少女が出会う
はい!そんなわけで、今回の記事は『アリスと蔵六』の1話の感想となります!曜日感覚がむちゃくちゃだぜ!
最初に
彼女はそれまで“外の世界”を知らなかった。
初めて触れるモノ、初めて見る風景、そして初めて出会う人々……。
そんな“世界”の広がりに、戸惑い、驚き、目を見開く。名前は紗名(さな)。
“研究所”と呼ばれる施設で、“外の世界”を知らずに生まれ育った少女。
しかも、あらゆる想像を具現化する——「アリスの夢」と呼ばれる特殊な能力の
持ち主でもあった。そして初めての“外”で、彼女はひとりの老人と出会う。
名前は樫村蔵六。「曲がったことが大嫌い」で「悪いことは悪い」という
頑固じいさん。
そんな蔵六との出会いが、紗名の運命を大きく変えていく。紗名を追う謎の組織、次々と現れる能力者たち、そして心優しい人々との
出会い……。
世間知らずだった“アリス”は、鏡の門(ルッキング・グラス)を抜けて、
世界の本当の姿を知ることになる。
——そう、これは、私がまだ、自由に夢の国へ行けた頃の話。
(公式HPより)
というのが概要。
登場人物紹介
紗名 さな
CV: 大和田仁美
外の世界に憧れ、“研究所”と呼ばれる施設を抜け出してきた少女。
「自分が想像した通りに周囲の物理法則を書き替える」という、
万能な力を持つ。
そのせいか、性格はワガママで世間知らず。
謎の組織に追われている最中に蔵六と出会う。
樫村蔵六 かしむらぞうろく
CV: 大塚明夫
白髪に太い眉、つねにムッとしたような表情を崩さず、
しかも無口。
加えて「曲がったことが大嫌い」という、
まさに絵に描いたような“頑固じいさん”。
孫の早苗とのふたり暮らし。街で途方に暮れていた紗名に
声をかけ、騒動に巻き込まれることに。
雛霧あさひ ひなぎりあさひ
CV: 藤原夏海
紗名と同じ研究所に保護されていた少女。
彼女自身も紗名同様、「アリスの夢」と呼ばれる能力者で、
「鎖のついたものならどんなものでも呼び出せる」能力を
持っている。双子の姉で、性格は自由奔放。
雛霧よなが ひなぎりよなが
CV: 鬼頭明里
双子の妹。姉のあさひと同じく、研究所に保護されていた
「アリスの夢」のひとり。
「弓矢を呼び出し、自在に放つ」能力を持っている。
ヤンチャな姉とは真逆の慎重派で、サポートに回ることが多い。
(公式HPより)
以上が、1話の時点での主要人物となります。
せっかちな人用に3行で1話を説明
特殊能力を使う紗名という少女が
頑固だか心は優しい蔵六というじいさんと出会い
組織に追われる話です。
1話内容
『K&C製薬日本法人』という施設から、金髪の少女(紗名)が逃げ出します。ここの冒頭の部分は謎が多くてよくわかりません。
謎の巨大な腕に乗って紗名を追う女性と、紗名を逃がすために戦ってくれるポニーテールに大きなリボンを付けた女性。
ここでわかる事は
・紗名は『赤の女王』と呼ばれている
・紗名を逃がしてくれたポニーテールの女性は知らない人
・何か特殊能力の存在する世界である事
・紗名はワープが出来る
くらいでしょうか。ポニーテールの女性に「飛びなさい。イメージして出来るだけ大きな街に」とと言われ、近くの大きな町へと紗名はワープします。
スカイツリーの上で町を見下ろす紗名
蔵六さん
一方その頃、ヤ○ザの事務所に出入りする蔵六。『注文の品』を○クザに渡し現金を受け取っていました。怪しいジジィめ。
ヤク○との取引を終え、コンビニに立ち寄る蔵六。そこで紗名と出会います。
コンビニのお弁当を座りながら3時間じっと見つめ続けていた紗名。不審に思ったコンビニの店員(片言の日本語)に、なんとかしてほしいとたのまれます。
「お嬢ちゃん。売り物にベタベタ触っちゃいかんよ。道に迷ったならウチまで送ってってやろうか?」
コンビニでお弁当を物色中の少女を注意する事案発生
すると、謎の能力を使って蔵六のプライベートな情報まで全て調べてしまう紗名。さらに蔵六に対して取引を迫ってきます。
「よしお前!今から私と取引しないか?うんと言えば、願い事をなんでも叶えてやるぞ!」
しかし蔵六はこれを拒否。これに腹を立てた紗名は、ワープで消えてしまう。
残されたお弁当を見ながら立ち尽くす蔵六。
それからコンビニを出て、不思議に思いながらも自分の車に乗り込みます。するとなぜか、後部座席には紗名が。
「なぁ!私と取引しよう!」
「それが人に物を頼む態度かね」
何度も食い下がるが、取引を断固拒否する蔵六。車の中で問答を続ける2人の前に、とんでもない物が現れる。
鉄球がこっち向かって降ってきた
追っ手が来た
これを絶妙なドライビングテクニックで回避する蔵六。あんた何者なんだ。
この鉄球は、紗名を確保するための組織の追っ手の能力でした。
追っ手は『鎖の付いた物ならどんな物でも呼び出せる』という能力を使う『あさひ』と『弓矢を呼び出し自在に放つ』能力の『よなが』の2人。
新宿の街中で繰り広げられるカーチェイス。降り注ぐ弓矢と鎖付きのエグイ巨大武器。
しかし、蔵六はこれを全て回避し逆に追っ手を捕まえます。
追っ手の2人+紗名に対して激怒する蔵六。
オールドタイプの容赦無い鉄拳が少女を襲う!!
「わけのわからねぇ鬼ごっこのせいで、1歩間違えれば何人ケガしたと思ってる!!」
紗名にアイアンクローを決めながら説教を始める蔵六。おそるべし。
その後、騒ぎを聞きつけた警察に連行される4人。
しかしあさひとよながは『身元引き受け人』とやらが来て釈放。紗名は取調室からワープで逃亡。警察の上層部に謎の圧力がかかり、蔵六も証拠不十分で釈放となります。
紗名の話
1人になり、定食屋さんでご飯を食べている蔵六の前に、またしてもワープで紗名が現れます。
ここでの会話でわかる事は
・紗名達は『アリスの夢』と呼ばれる一種の超能力者である事
・『鏡の門』という能力を使って、自分が想像した物をなんでも1つだけ具現化できる
・紗名の目的は『研究所』を潰す事
・『研究所』では、アリスの夢達が閉じ込められてヒドイ事をされている
紗名は、研究所に捕まっている友達を助けたい。だから、力を貸して欲しい!と蔵六にお願いをします。
「場所を変えるぞ」
そう言って神社に場所を移します。
ここで、蔵六の仕事を手伝う代わりにしばらく住む所と飯の面倒を見てもらえる事になった紗名。
ただし、能力はもう使うなと言われてしまいます。
『頭の中を読み取れる』『思った事を実現出来る』そんな能力を持つ相手に「取引しよう」と言われたんだぞ。お前はワシを脅迫したんだ。と蔵六に言われる紗名。
紗名は、そんなつもりではないと否定しますが、それは受け取るほうの受け取り方の問題だろう。と。
「願い事にも、取引にも興味はない。ワシは、曲がった事が大嫌いなんだ。」
そう言って歩き始める蔵六と、あとを追う紗名。
場面は研究所に
研究所の職員が、大物っぽい人たちに『赤の女王』の能力で作られた物の説明をしているシーンに。
『赤の女王』とはつまり紗名の事ですが、これがなかなかとんでもない物を生み出していました。
この珍妙な生き物どもが、全部メイドイン紗名
さらに、研究所内の地下区画を能力で改造し、空間をゆがめて遊び場を作ったようで、その広さは当初の地下区画の実に数十万倍に!
なるべく秘密裏に逃げ出した赤の女王を捕獲するつもりだが、もしこの件が表に出てしまった場合は・・・。圧力でもみ消して欲しいと、大物達にお願いする職員。
蔵六の職場へ
場面は蔵六と紗名へ。まず家に向かう前に職場へと向かう蔵六。そこで紗名が見た、蔵六の仕事とは・・・。
ツンデレじいさんのお花屋さん
冒頭でヤク○に渡していたブツは、お花でした。
それから蔵六の家に向かい、今日1日の疲れで即寝る紗名。
次回へ続く。
次ページは感想です。
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