【サクラクエスト】2話『集いし5人の勇者達』感想 吸血の森が育むオシャカルトな饅頭を売る

はい!そんなわけで、今回はサクラクエストの2話の記事になります!

自分の住んでる場所が結構な田舎なので、他人事には思えません。

せっかちな人に3行で2話を説明

元・国王が饅頭を誤発注したのでそれの尻拭いをさせられる由乃。
1週間以内にチュパカブラ饅頭1000箱売れれば東京に帰れる事に!
由乃の元に、今5人の勇者が集う!

2話内容

チュパカブラ王国の新国王となった由乃は、元・国王こと会長から最初の仕事を命じられました。

クエスト:チュパカブラ饅頭を100箱売れ!!

しかし、饅頭を運び終わった運送屋さんの口からは

「全部で1000箱になります。ご確認のうえサインお願いします」

という信じられない言葉が!ダンボールが100箱あるので、おそらく中身は1箱に饅頭10箱入り。

会長、盛大にやらかす。

しかも饅頭なので食べ物ですから、返品もききません。どうすんねんこんなもん!

困った会長は、全ての責任を由乃に押し付けます。

『饅頭の賞味期限である1週間以内に1000箱全て売り切れたら(国王の)1年の契約は無かった事にしてやろう!』

これだと『売れたら由乃は国王退任』ですから、会長は『饅頭が売れない方に張った』という事になるわけですよ。いいのかそれで。

売れれば由乃が東京に帰ってしまう。それを心配するしおり。国王。そいつがユダです。

とにかく売らないといけない

まずは売るための作戦会議。しおりと由乃が家に帰ると、漬物?的な何かを食べている真希。

「あ~~!おでん探偵!おでん探偵の真希ちゃん!」

どうやら真希は昔『おでん探偵気休め事件簿』という2時間ドラマに脇役として出演した事がある模様。なんやねんおでん探偵て。「その大根に味が染みる前に犯人を当ててみせますよ!」みたいな決め台詞でもあるのか。気になる。

田舎は世間が狭いので、こういう目立ち方をすると死ぬまであだ名で呼ばれるという、田舎あるあるですよね。

とにかくまずは饅頭を見てみる事に。

夢に出そう。悪趣味なクリーピングコイン。

こちらが、我らが間野山が誇る銘菓『チュパカブラ饅頭』になります!

怖いわ!可愛くないわ!ゆるキャラの対義語として『キツキャラ』でも狙うのか。

どうやら間野山の1週間の観光客の人数は500人以上らしいので

「1人が2箱以上買えば!!」

飛ぶように売れる未来予想図。思った通りには叶えられないとは思いますが。

和菓子屋へ行く

その後、和菓子屋の娘である凛々ちゃんに『チャパカブラとは何か』を聞く由乃としおり。最近来た由乃はしょうがないとしても、観光協会の職員であるしおりは知っておかないといけないんじゃないですかねぇ?

織部凛々子(おりべりりこ)

田舎街の間野山が嫌いだが出て行く勇気も無い。高校を卒業してからはまともな職にもつかず、引きこもってネットサーフィンなどする日々。コミュ障気味。

唯一の友人は、幼馴染の四ノ宮しおり。

凛々ちゃんによって『チュパカブラとは何か』という知識を手に入れた由乃としおり。

よし!オカルト色を出していこう!という結論に至る。饅頭とオカルト。わけがわからないよ。

HPを作る

オカルト色を全面に押し出した新しい間野山の宣伝のために、サイト製作を観光協会の人に依頼。しかし職員にはスキルが無い。

そこで、最近東京から引っ越してきたらしいwebデザイナーの女性の元へと向かう事に。

香月早苗(こうづき さなえ)

由乃より半年前に間野山にIターンで来た意識高い系女子。東京生まれの東京育ち。大学卒業後、IT企業に就職するも退社。

ロハスな暮らしに憧れ、古民家を借りWebデザイン系の仕事をしている。

というプロフィールです。

彼女は『田舎暮らしwebデザイナーのわくわくナチュラルライフ』という名前のサイトを運営しています。

運営しているが、田舎暮らしをしているとは言っていません。

ぐちゃぐちゃの汚部屋で、インスタント食品にまみれて生活していました。

彼女に現在の状況を相談すると、なんとか協力してもらえる事になりました。

「で?どんなページにしたいわけ?」

「なんかこう、バーンとインパクトがあって、オカルトの雰囲気を漂わせつつも、オシャレで可愛くて・・・。あ、あと、通販も!」

こういうクライアントが一番困るんだよねぇ!みたいな、営業さんの苦労を感じる注文をする由乃。しかし、結構ノリノリの早苗。

通販こそシステム構築の時間が足りず却下になったものの、じゃあ逆に、ここに来ないと買えないというレア感を出しましょう!とか言い出しました。

こうして、饅頭売りはどんどん迷走していく事となります。