【終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?】4話『帰らぬ者と、待ち続けた者達』感想 幼女と聖地巡礼と死亡フラグ
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はい!そんなわけで、今回は『終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?』の4話です!
最近本屋さんに行くとこの作品の原作小説がいっぱい並んでまして、買いたい衝動にかられるんですがなんとか我慢してます。俺、アニメ全部見終わったら小説買うんだ・・・。
前回のあらすじ
クトリ達に正しいダグウェポンでの戦い方を教える事で、死なないで済む方法を教えようとするヴィレム。
一方、これまで犠牲になってきた先輩達の戦い方を否定するようでそんなやり方を受け入れられないクトリ。
しかしなんとか折り合いをつけ、2人でダグウェポンの調整していい雰囲気になってクトリ達は戦場に、もし生きて帰ってきたら胸やけするくらいのバターケーキを食べさせるという約束をして・・・。
という、ビックリするほど死亡フラグの前回。
せっかちな人に3行で4話を説明
いきなり謎の映画が始まるシーンから。
ティアットと1日デートして映画の聖地巡礼に。
そこに、ティメレとの戦いで浮遊島を守れなかったとの連絡が。
4話内容
いきなり謎のトカゲのラブロマンスっぽい映画のシーンから始まります。なんか見るアニメ間違えたかな?という気分に。
自爆特攻兵器を管理する仕事風景
幼女達は大人の世界?なのか、憧れの眼差しで映画にどっぷり。一方、ヴィレムは不満そう。
「お気に召さなかったみたいね。」
「・・・まぁ、トカゲじゃな。」
バッカお前。現代日本じゃサーバルキャットが主役の作品が大流行だっつ~の。
実際は、確かに映画に興味が無かったのもあるんでしょうが戦地に行ったクトリ達の事が気になってしょうがない様子。どうやら半月も連絡が無いようです。
結構主人公(男)が待つ身の作品て珍しいような。
あんまり悩んでもダメなので、ナイグラードが気晴らしがてら用事を1つヴィレムに頼みました。
11番浮遊島コリナディルーチェへ
クトリ達が戦地に行って死んでしまった。そんな夢を見るヴィレム。
だいぶヤバイ
もうヴィレム呪器技官の精神力は0です。待つ身の辛さよ。
現実世界のヴィレムは、ティアットと一緒に11番浮遊島コリナディルーチェという場所に来ていました。
妖精兵達は『特別な夢』を見ると、コリナディルーチェにある総合施療院で検査を受ける必要があるのだそうです。
特別な夢とは?
・行った事の無いはずの場所や見た事の無い光景を見て会った事の無いはずの誰かと話すような夢
・本人にはそれが『特別な夢だ』とわかる
・それを『兆しの夢』という
だそうです。その検査の為に、2人はこの島へやってきました。
幼女と聖地巡礼ツアー
どうやら、ここコリナディルーチェは様々な映像作品の舞台になっているようで、施療院に向かう途中に聖地巡礼を行う事に。
立派な妖精兵になると誓う
歴史の集う場所、蒼空の宝石箱!ロマンと伝説の煮込み鍋!
というキャッチコピーでおなじみのコリナディルーチェで見られる聖地はこちら!
聖地の一部
・イグアナの花嫁に出てきた時計塔
・3度目のベルが鳴るでヒロインが昔の恋人の切れたシッポを抱きしめて泣いていたベンチ
・飛空邸泥棒で主人公のトカゲカップルが爪をガシガシしてた階段
・ウロコの数は恋の数でヒロインと軍人さんがウロコまみれでシッポバシバシしてた河
・甘い巣穴で2人でタマゴペロペロしてたカフェ
だそうです。みなさんもコリナディルーチェにお立ち寄りの際はぜひ!
ひたすらテンションが高く可愛らしいティアットとは対照的に、ドンドンテンションの下がっていくヴィレム。いいじゃねぇかちょっとくらい合わせてやれよ!大人気ないなぁ。
聖地巡礼の最後は『アルシュタ記念大広間の大賢者像』の前。大昔にこの街を建てた人の像らしいです。ヴィレムは何か思う事があるようです。
ちなみに、この像の前で永遠の愛を誓うと5年は大丈夫らしいです。妙にリアルな年数がいい感じですね。これなら結構的中するんじゃないかな。
その後、滅殺奉史騎士団という団体の一員が街の出店?を破壊する現場にも遭遇。それがどういう団体なのかわかりませんが、なにやら不穏な団体である事は間違い無さそう。
施療院で検査
いよいよ目的の施療院へ。とっても優しい先生に検査してもらいます。
食べないでください!!
さっそく幼女がパンツ1枚で背中向けで診察を受ける映像が流れます。聴診器当てるだけなのにほぼ全裸とか、なんて怪しい施療院なんだ!リンパの流れか!!
幼女がお医者さんごっこ(ごっこではない)をしている間、ベンチで待つヴィレム。そこへやってきたサイクロプス先生。
「今まで何人も妖精倉庫の子達を見ているが、ナイちゃん(ナイグラート)以外の管理者が付き添ってくるなんて珍しいことだな」
と。『珍しい』という事は無い事もない。という事なんでしょうか。情の移った相手がバンバン自爆特攻していく施設の管理者とか頭おかしくなるわ。
ここでの会話でわかる事
・妖精なら誰でもダグウェポンを扱えるというわけでもない
・『兆しの夢』を見た者はその素質が開花する
・この施療院では『兆しの夢』を見た者が成体妖精として戦えるように調整を行う
・ティアットは牛乳の飲みすぎで消化器官にやや負担がかかっているのと、虫歯になりかけている歯が数本ある
という事。いたって健康ではあるようです。『兆しの夢』を見なかった妖精はどうなるんでしょうか?ただ普通に大人になるんでしょうか。
ここでの先生の話っぷりを聞く感じだと、彼女達『妖精兵』は本当に兵器として見られているようです。いちいち『物』に対する言い方になっており、悲しい気持ちになります。
そしてここで、先生からさらに不穏な話がありました。
「彼女達妖精は不自然な存在だ。時に問題が生じ肉体に深刻な悪影響が出る。最悪の場合には精神に侵食が発生し人格が崩壊することも」
だそうです。5分ほど前までアホみたいな聖地巡礼をしてたはずなのに・・・。節々で何のアニメを見ていたか思い出させていくスタイル。
今日は1日泊まって調整は明日の朝から。という予定だそうで、立派に成長する事を約束し1人施療院に残るティアット。ヴィレムは違う場所で宿泊です。
『成長する。っていうのは兵器になって戦うという事』
という心配をするヴィレム。優しい人にこの倉庫の管理者は無理なんじゃないか。なんというブラック。
戦いの結果
用意された『仮眠室』がアホみたいに豪華だった為に全然眠れなかったヴィレム。
夢の天蓋付きベッド
フカフカ過ぎて逆に寝れないそうです。それに、やっぱり1人になると戦地の様子が心配。気分転換に散歩でもする事にしました。
その散歩の途中、雨漏りする天井に悩むゴブリン?兵を発見。みんなが死ぬ夢の中で見たのも雨漏りする天井。嫌なフラグがビンビンです。
そのまま歩き始めると、道で可愛いケモいお姉さんとぶつかります。NHKの子供向け番組で大きなお友達をたくさん確保しそうなタイプ。
よく考えたら逆に人間の方が超珍しい
どうやらこのお姉さんはライムスキン一位武官に用事があるようです。前回の話でクトリと話ていたでかいオオトカゲの人。
しばらくこのお姉さんと話をしていると、なにやら『ティメレとの戦闘で』とかいうワードが聞こえてきました。
全力で声のする方へ走り、そこにいた豚野郎を捕まえるヴィレム。
「何が起きた!!」
詰め寄るヴィレム。それに対する返答は・・・。
「第一船団より連絡がありました。15番浮遊島における戦闘結果についてです。15番島の守護に・・・失敗しました」
戦い終わって
最悪の知らせに精神崩壊寸前のヴィレム。
ケモ子の呼びかけにもまったく応じない
『これも仕事だと割り切れ』とかいう事なら、なんと過酷な仕事だろうか。これまでの思い出がフラッシュバックするヴィレム。
結局、バターケーキを作る約束は果たせないままに・・・。
しかし・・・。
余裕で生きてた
生きて帰ってきました!よかった!
「できるだけ早く連絡したほうがいいと思う」というネフレンの言葉に、通信晶石とやらの使用を許可してくれるライムスキン。
でも、通信晶石での通信は声だけじゃなくて姿まで見えてしまうので、こんな泥だらけじゃ・・・。と迷うクトリ。なにこれ可愛い。
ふと、クトリが横見ると。
捨てられた絶滅危惧種(一体なので絶滅確定)
しばしの沈黙の後、信じがたい超身体能力でみんなの元へと駆け寄るヴィレム。
「お、お前ら~~~~!!!!」
超スピードで駆け寄ってクトリを抱きしめるヴィレム。口では複数系でももうクトリしか見えてません。体は正直だなぁ呪器技官さんよぉ。
生きててよかった
ライムスキンさんに『失われた秘奥義か』と言わせる程の超スピードでクトリを抱きしめたヴィレム。
男女が逆感
周りの声などまったく聞こえず、ひたすらにクトリを抱きしめるヴィレム。いいんですかね?倉庫の管理人としての公正さに欠けませんかね?
ヴィレムの精神崩壊っぷりとは対照的に、割と普通の態度の妖精兵ズ。場慣れって怖い。
クトリが色々暴れて離せと言いますが、全然ダメ。まったく聞く耳持たない。お前明日絶対後悔するからなその態度。
そして、しばらくしてようやくクトリを解放。その様子を見ていたアニマル兵団の人達になぜか敬礼されました。
で、せっかく戦地から生きて帰ってきたのに恥ずかし死に1歩手前に追い込まれたクトリにビンタされて今週は終わり。
サブタイ詐欺(いい意味で)
来週へつづく。次ページから感想です。
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