【ロクでなし魔術講師と禁忌教典】9話『生きる意味』 感想 そんな寒いとこ今すぐ出てこっちにおいで
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はい!そんなわけで今回は『ロクでなし魔術講師と禁忌教典』の9話となります!
前回のあらすじ
脳筋リィエルは、どうやら情緒不安定な部分のある少し怖い子でした。
何度スネても全然グレンにかまってもらえないので情緒不安定に。そこに、兄を名乗る謎の人物がおとずれ、リィエルは闇堕ちしてしまいます。
グレンを大剣で突き刺し、ルミアをさらったリィエル。果たしてどうなってしまうのか!
せっかちな人に3行で9話を説明
グレンはどうやら助かりました
リィエルの出生の秘密が明らかになり、増えるリィエル
偽兄とハゲを倒してルミアは助かりました
9話内容
どうやらグレンは助かったようです。治療に関してはシスティが大活躍したようですが、詳細は不明。もっと活躍を描いてやってくれよ!
たかが呼吸が止まっただけなので問題ない
ここからなにやら小難しい感じの会話が始まりますが、要は『研究所の所長が怪しいのは知ってたけど、もうちょっとバシっとした証拠が欲しかったのでルミアを囮にしました』という事です。
なんか、この辺で色々感情爆発させてグレンやアルベルトが喋っているわけですが、いまいちよくわかりません。
リィエルがどれだけ傷付いていようが『知った顔』でそれを無視し続けたグレン。軍の調査のためにルミアを囮にしたアルベルトと軍の上層部。
登場人物がみんなクズに見えるわけですが、なんなんだこれ。
ルミアを囮にした事と、リィエルの素性を明らかにする事になる事にどんな関係があるのかわかりません。
「こうなった以上俺は容赦しない。リィエルが行く手を阻むというなら、俺は奴を排除する」
・・・ルミアを囮に研究所の悪事を露呈させる。という指示を出したのがそもそもの軍の狙いで、それに黙って従ったのがアルベルトなのに、まるで責任がリィエルにあるかのような言い方はおかしいんじゃね?
軍としては、ルミアに対して研究所側からの何かしらのアクションがあるように仕組んだんじゃないの?それを、素性を内緒にしていたリィエルが実行した。という事なんだけど、リィエルの人間性も全部知ったうえでやったんじゃないの?
なのにどうしてアルベルトは『ルミアをさらったリィエルが許せん!』みたいな事が言えるの?組織としてお前らが悪いんじゃないの?なんなんだこいつら。
『ここまでの事態になるのは予想外だったが、こうなった以上責任を持ってルミアもリィエルも連れ戻す』とか言うならまだ納得も出来るのに・・・。
なんというか、大切な物語の根っこの部分を視聴者が知らないので、よくわからんのですよ。
「よくそんなことが言えるな。お前は逃げた。何一つ語ることなく同志を捨てて。リィエルの裏切りも、元を正せばそれが一因だ。そんなお前にリィエルを救う資格があるのか!」
とアルベルトが言いますが全然わからん。なんの話をしてるのかさっぱりわからん。リィエルを放置したクズと釣りに使ったクズがよくわからない言い合いをしているだけにしか見えん。
とにかく、よくわからない言い合いの末にグレンとアルベルトはルミアを救出する事になりました。
所長の本性
一方場面はルミア側。ついに本性を現した所長!
絵的なバランスは素晴らしい
いかにもな悪者感。どうやらルミアを確保した事でプロジェクト・リバイブ・ライフは成功するようです。死者を蘇生する計画なので、誰か蘇らせたい人がいるという事なんでしょうか。
「それにしてもこのプロジェクトに必要な三要素だけでなく、敵を篭絡しこの感応増幅者を調達・・・。貴公、中々優秀ではないか。」
と所長。三要素というのは前回登場しました
・復活させたい人間の遺伝情報
・ジーンコードを基に錬成した肉体と記憶情報を変換したアストラルコード
・他者の霊魂に初期化処理を施したアルターエーテル
の事でしょうか。誰の何をどこで入手したのかについてはわかりませんが、偽兄は大活躍だったようですね。
「固有魔術を持つ研究者がいない今、感応増幅者の存在は必須ですからね。」
と偽兄。なんでなんか全然わからん!だんだん腹立ってきたぜ!なんか説明されないままに最終回を迎える気がしてならんのですよ!
その頃、所長の秘密のアジトに到着したグレン&アルベルト。キメラや宝石獣とやらを瞬殺。ついに所長直々に迎え撃つ事に!
なんでやぁ・・・。みんなで一緒に戦えよぉ・・・。メイドさん逃げてしもたやないかぁ・・・。
システィがお願いを
一方、ルミアやリィエルがいない事が明らかになり、騒々しくなる生徒達。それに対して必死に『お願いですから助けに行こうとか探そうとか思わないでください』とみんなを説得するシスティ。えぇ・・・。
なぜか頭を下げる
『お願いですから助けてください!』と頭を下げるのならわかるんですが『お願いですから信じて待っててください』と頭を下げるとか斬新。
システィから見た話としては『グレンを剣で突き刺してほぼ殺したうえにルミアを拉致していったリィエルを見た』という事しかわからないはずなので、リィエルあの野郎ぶっ殺してやる!!となってもおかしくないはずなのに。
しかも一旦助けに行こうとしてこれですからね。とにかく、システィの説得により生徒の暴走は防ぐ事が出来ました。
VSリィエル
そしてついにリィエルの元へと辿り着いたグレン。まずは説得を試みますがリィエルは聞く耳を持ちません。
あくまで自分は兄の為に戦う!と。
そこへ、ルミアが必死の説得を。これによって少し動揺したリィエル。
『そんなに好きなら兄の名前を言ってみろ』
とグレンに挑発されますが・・・。なんと兄の名前は思い出せません。思い出そうとして頭痛がするところをグレンに取り押さえられ気絶させられてしまうリィエル。
そして記憶は過去へと・・・。
ここでわかる事
・リィエルの兄の名前は『シオン』
・Project Revive Life。略称『リィエル計画』
・『イルシア』という人物のコピーとして誕生したのが『Re=L』(リィエル)
・シオンは『ライネル』という人物(偽兄)に刺されて死亡。イルシアも同じく刺されて死亡。
・イルシアが死ぬ直前までの記憶を受け継いで生まれたのがリィエル
・グレンはそれを保護した
ついに記憶を取り戻したリィエル!
「ガラクタはガラクタだ。もういらない。」
そう言ってリィエルに興味を無くす偽兄。
「この子達がいるからね!」
あなたは死なないわ。私が守るもの。
そして現れる量産型リィエル。絆だからとかすぐにそんな事言って依存するのはそういう事か!と思いました。私には他に何もないもの。君は人より少しだけ、不器用なだけの女の子。
そこから、グレンVSリィエルトリオの戦いが始まります。その戦いの中で自分を取り戻すリィエル。妹達3人を惨殺しました。エグイ。
そして鉄拳制裁にて倒される偽兄。燃える所長。
ちなみに、この『VS所長』を全カットしたのは原作組から大不評のようです。そんな印象に残る戦い方するのかあのハゲは。
そして・・・。
無事に生徒達のところに戻る事が出来たグレン、ルミア、リィエル。3人に駆け寄るシスティ。システィに対して無言で頭を下げるリィエル。
許された
・・・許されてんじゃねぇよ!めでたしめでたしみたいな空気出してんじゃねぇよ!王女の拉致は親告罪なんですかねぇ!!
自分の好きな人の腹にでかい剣突き刺して、完全に死んでたレベルの重症負わした相手とこれからも何事もなく日常を送れるわけねぇよ!
そして、リィエル本人もそうですが、リィエルの生い立ちを完全に知っていながら本人に言うでもなく放置し続けたグレン。もっと早くちゃんと説明しとけばこんな事にならなかったんじゃね?
さらに、リィエルの危険性を知りながらも『でもグレンには一応警告したし』という態度で釣りに使ったアルベルト。しかも釣りだけにとどまらず実際にルミアを拉致されてしまうという大失態まで。クビですまねぇよ。
ルミア本人がこの事を知れば、軍やアルベルトに対してどんな感情を持つでしょうか?
なんかこう・・・。なんだこれ。モシャモシャする。どうしてみんな許されるんだ。
「これが、お前が守りたかった光景なのだろう?グレン。」
「・・・さぁな。」
かっこつけてんじゃねぇよ!お前システィに言われるまでリィエルの事探そうともしなかっただろう!
釈然としないまま今週は終わり。メイドさんがコソコソ暗躍してました。
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