【終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?】11話『どうか、忘れないで』 感想 初めての口づけは、冷たい死の味がした。
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はい!そんなわけで、今回は『終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?』の11話です!
前回のあらすじ
地上組と合流し、傭兵達もてなづけ、さらにはプロポーズまでも受けたクトリ。
これから先に待ち受ける幸せな未来を、1話を見た人は想像しない。
せっかちな人に3行で11話を説明
プロポーズの余韻を楽しむクトリ
しかし、もはやクトリの意識はほとんど失われてしまいました
襲われる船内。死へと向かう
11話内容
前回のプロポーズの余韻にひたるクトリ。食堂にてラーンに様子の変化に気付かれます。
ふわふわタイム
「ねぇラーン。幸せになるって、どういう事だと思う?」
そんなの36年生きたオッサンにも全然わかんねぇよ。ラーンの答えは長かったので、わかりやすく言えば『各自の考え方次第』という感じ。
ここで流れるOP曲。幸せってなんだろうなぁ・・・。と考えさせられる感じでした。
OPが終わり遺跡探索という名の新婚旅行へと向かう2人(ウソ)
最初出会った時もこんな感じだったような
色々な事を考える乙女心の葛藤が微笑ましいシーンです。
プロポーズされたって事は、もうこれ実質夫婦みたいなもんだし、じゃあキスさせろって言ったら、今度こそ逃げないでくれるかな・・・?
(後でちょっと試してみよう。うん。後で絶対やろう。そうしよう!)
それ以上はダメだ!ここまで丁寧に積み重ねてきた死亡フラグは、もはや数え役満。
ふとした拍子に目が合い、照れあう2人。ここは500年前のヴィレムの故郷で、今は地上を滅ぼした17種のケモノとやらの脅威にさらされているという事を忘れそうになります。忘れませんが。
ヴィレムの方からもアクションを起こします。
「俺は一生かけて、お前を幸せに・・・」
そこで響くグリックの声。いいところでお話は中断されました。それにしてもクリッグの声は荒廃した世界観によく似合う声ですよね。核の炎的な意味で。
遺跡(元地元)を散策していると、500年前のポスター?を発見。ヴィレムがイーボン・キャンドルさんを倒したと言っても信じてもらえませんでした。当の本人は今や骨だけの変なテンションの人になっていたというのに。
地下へ
昔の自宅?へとやってきたヴィレム達。
複雑な想い
例えばもし、俺が今日寝て起きたら500年後になってて、しかも人間は全滅してるうえにわけのわからないブタとか犬とかゴブリンっぽい何かが牛耳ってる世界になってたらどうしましょう。何を思うでしょうかね。
ここで、クトリを例の発作が襲います。
(さっきから変な感じ・・・。何かが、呼んでる・・・。地面の下・・・?何?)
そして地震が起き、地面が崩落。クトリ達は地下へと落ちる事に。
謎の巨大地下空洞へと落ちてきたクトリ達。上から巨大な岩がクトリに向かって落下してきますが、クトリの意識はあやふや。まったく動くそぶりを見せません。
とっさに秘奥義を使ってクトリを助けるヴィレム。
たぶん背中の皮がベロベロにむけた
もう意識を保つのが難しいのか、目も虚ろになっていくクトリ・・・。なんとか正気を取り戻し、わけのわからない崩落事故の直後だというのにイチャイチャする2人。
これはもう、無事に帰ったらこの後めちゃくちゃ色々するアレですよね。無事に帰ったらですけどね。
そのまま地下空洞を先へと進むと、無残にも喰い散らかされた調査隊の方々が。遺体を調べていると、突然クトリの様子がおかしくなりました。
純愛ヒロインの成れの果て
「エル・・・ク・・・。」
何者かに呼ばれて、羽を出して飛んでいくクトリ。あぁ・・・。
そして場面は地上組へ。倒しても倒してもワラワラ沸いてくるティメレ。これの正体が人間なのなら、最終的にどうなりたいのでしょうか?全ての生き物を滅ぼしたとして、それからどうしたいのでしょうか?
侵食が進む
飛んでいったクトリを追った先には、氷漬けになったエルクの体がありました。それにクトリが触れた途端、髪はほとんど赤色に。
残り一気にいった
これをキッカケにクトリはもはや抜け殻に。
氷漬けのエルクの体に刻まれたのはセニオリスの呪詛。『強制的に相手を死者に変える呪い』だそうです。恐ろしい聖剣。
さらにひどくなる地震。急いで地下から脱出しようとクトリを背負って走るヴィレム。
ヴィレムの背の上で、何か言おうとしますが、意識を失ってしまうクトリ。
エルクとクトリ
なんとか船まで生還しますが、もはや廃人となったクトリを前に、何も出来ないヴィレム。
前にこうなった時は奇跡があったのに
2人の部屋の前で待機するネフレン。
「きっと、誰が悪いわけでも、間違えたわけでもない。みんな、ただ一生懸命なだけ。」
その結果がこれなら、悲しすぎる話だとは思わないかね。
そして、場面は謎空間。エルク最後の瞬間の回想に。リーリァにセニオリスで貫かれ、死者になったエルク。視聴者的には『だからなんなのか?』というシーンだと思うのですが、あと1話でそこが語られる事は無いのでしょう。
ここでエルクから少しだけ世界について語られます。が、ここにきて致命的に滑舌が悪い。凄い気になる。
ここでわかる事
・その昔人間という生き物が世界を壊そうとしていた
・それを防ぐために『ポトー』という、世界を管理していた3つの神々は軍勢を率いて人間を滅ぼそうとした
・しかし、人間の勇者がポトーの主を殺してしまった
・人間達はケモノへと変わり、全てを滅ぼした
・その主が、エルク・ハルクステン
という事だそうです。そして、そのエルクが見る夢がレプラカーン。
・・・全然わからん。なにより、なんだこの滑舌はっ・・・!いまいち世界に没頭できなくなるっ・・・!
そして地上。大量に沸くティメレ。退治しているノフトとラーンも覚悟を決めたようです。
「結局、無理だったな。クトリとさぁ。喧嘩でもいいから、もっといろんなこと話したかったなぁって。折角チャンスがあったのに、無駄にしちまった。」
決死の覚悟で挑むノフト。
そして、船内。ヴィレムとクトリを守るために、ティメレを狩り続けるネフレン。
異変が
ネフレンの体にも異変が。もはや全てが限界に近い。
「あまり長くは・・・。食い止められない」
そして、室内のヴィレム。過去の自分の幻影と向き合います。
リーリァの戦いを止められなかった。だから、同じセニオリスの使い手のクトリに入れ込んだ。
アルマリアとの約束を守れなかった。だから、クトリを約束を交わした・・・。
違う!!!
「俺はまた、約束を守れなかったんだな・・・。」
悲しいキス
こうして、クトリの願いは悲しい形で叶う事になりました。
しかし・・・。ここで、わずかに髪の色が青くなります。
そこに、カベを壊してティメレが登場。ブチ切れヴィレムと相対します。
一方、謎の空間でそれら全てを見ていたクトリ。
「ヴィ・・・レ・・・。」
と、ここで今週は終わり!
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