【サクラクエスト】16話『湖上のアルルカン』感想 過去の亡霊と三種の祭具
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はい!そんなわけで、今回の記事は『サクラクエスト』の16話になります!
最近またしても仕事が忙しいです。社会厳しい。
前回のあらすじ
『池干し』が行われる事になった桜池。しかし、なぜか丑松会長は乗り気ではありません。
桜池の底に沈む過去の亡霊の正体やいかに!
せっかちな人に3行で16話を説明
明らかになる丑松会長達の過去
『バラが咲きやがったぜ』で上京し、天下を取るはずだったのに
池に沈んだ神輿と三種の祭具を探せ!
16話内容
丑松会長、千登勢さん、ドクの3人の若き日が描かれます。
なにやら困った感じ
若き日の千登勢さんとドク。なぜか待ち合わせに丑松会長が来ない。というシーンから始まります。
そこから場面は変わり、おでん探偵の動画を見る早苗。
「謎は全て解けた。3日目のおでん鍋の中、ドロドロになったちくわぶのように!」
というのが決め台詞のようです。解けたと溶けたがかかってる事にしばらく気付かなかったよ。
真希が出ていたのはシリーズ2のちくわぶ業者の役だそうです。決め台詞的に重要なポジションなんじゃないのかそれ。
と、そこに響く爆発音的な音。何事かと外へ出てみると・・・。
とんでもない事に
王宮に車が突っ込んでいました。中には病院から抜け出してきた丑松会長が。凄い熱だったので急いで病院に運びます。
どうでもいいですが、昔このタイプのワゴンRに乗ってました。どうでもいいんですけどね。
結局、会長は肺炎で入院。いい歳なんで肺炎とか死んでしまうよ。
病院を抜け出し、命を危険にさらしてまで果たして何がしたかったのか?
何かの先っぽ
池に沈む『何か』にロープをくくりつけ、それを車で引いて引き上げたかったのか?という事に。なんか船かなにかの先端っぽいですね。
悩む一同の元に深刻な表情の凛々がやってきました。
「凄い写真見た」
一体どんな・・・。
まのやま!
凄い写真とは、若い頃丑松会長達がバンドを組んでいた時の写真でした。
渋い
ドクと会長はまぁわかるとしても、千登勢さんが思った以上に可愛い。一人称『アタイ』っぽい。若い頃の中の人的にベースのチョイスは素晴らしいですね。
さすがに千登勢さん本人には聞きにくいようなので、ドクのところへ行って詳しい話を聞いてみる事にしました。
ここでわかる事
・バンド名は『ザ・ガレージバンド』
・会長がギター。ドクがドラム。千登勢さんがベース。
・当時はまだ珍しい男女のツインボーカル
・代表曲は『バラが咲きやがった』作詞:丑松 作曲:千登勢さん
だそうです。
当時若かった彼らは、ドクが東京の大学に行く事になった事をキッカケに一緒に東京に出て音楽をしようと思っていました。
言い出したのは千登勢さん。
しかし、そこには家のしがらみが。千登勢さんは和菓子屋の一人娘。会長は農家の長男坊。出て行けるはずもありません。
なので家出同然。勘当も覚悟の旅立ちでした。決行は祭りの日。
しかし・・・。旅立ちの日の夜。待ち合わせ場所に会長は来なかったのです。来なかった会長は一体何をしていたのか?
気が違っておる
神聖な祭りの神輿の上に乗り『バラが咲きやがった』を熱唱する会長。当然引きずり降ろそうとする町の人達。
その流れで神輿は池に水没。さらに祭りはこれを最後に中止に。ドクは1人で東京に行きバンドも解散。以降会長と千登勢さんは犬猿の仲。
・・・最悪や。
しかしまぁ、これも本編と関係無いですが『黒歴史』って単語は凄いロングランですよね。この言葉は知ってても∀ガンダムを知らない人ってきっとたくさんいますよね。
個人的に『つよくてニューゲーム』と『黒歴史』は今後もずっと語り継がれる言葉だと思ってます。
というわけで、会長は若い頃の黒歴史を掘り起こされるのが嫌で命を張ってまで沈んだ神輿とギターを引き上げようとした。という事でした。
なんと人騒がせな。
そして、会長の病室の前で出会う千登勢さんと会長の奥さん。
特になんて事のない会話があるんですが、ちょっといい距離感ですねこの2人。会長結構リア充だったんじゃないでしょうか。
いよいよ迫る池干しの終わり
会長の噂を聞きつけてか、桜池に来る人が増えてきました。果たして神輿はどんな状態なのでしょうか?
そして場面は再び過去へ。
今なら売れるかもしれない
納涼会のステージで熱唱するザ・ガレージバンド。しかし、そもそも来ている人も少ないので反応も渋い。
ちなみに、この時点でメンバー3人の芸名?が判明。
・ドク(毒島)=ポイズン
・丑松=ビフ
・織部千登勢=オリーブ
です。ドクとビフと聞くとどうしてもバックトゥザフューチャー。
この3人の話だけでちょっとした短編が出来るんじゃないかと思うくらいの青春。ドク、会長、千登勢さんの3人は、この時までなら間野山を出て行きたかったのです。
変わらない、変わろうとしない間野山の人達に対して、憤りをぶつけるビフ。それを見て『熱いねぇ』と笑うオリーブ。
ポイズンの東京行きに便乗して一緒に東京で音楽をやろう!とビフを誘うオリーブ。戸惑いながらもそれに賛同するビフ。
しかし・・・。家に帰れば農家の父が、素敵な笑顔でカブラを薦めてきます。
悩むビフ。一体、俺はどうしたら・・・。
なんだこれ。面白い。
そして場面は現代に。池干し効果のおかげで賑わいをみせる間野山。観光協会も、王宮も大忙し。しおりのテンションも上がります。
凛々&由乃コンビは図書館で調べ物。みんなが『池の中から何が出てくるか』とか『祭りの時の会長の黒歴史』に注目する中、由乃だけは『それはどんな祭りなのか』に注目。
町おこし第一。立派な国王になるわ。
蛟祭り
50年前まで行われていた祭り。その名を『蛟(みずち)祭り』といいました。
水の竜の祭りだったそうです。
実際にやると結構怖そう
さらに、当時の写真をアンジェリカさんにも見せてもらいました。継母の元義理の父の秘蔵の写真です。
当時の写真を見ても、祭りなのに人があまりいません。中止になっても文句が無かったのもしょうがない事でしょう。
そして場面は過去へ。
東京行きの約束のその日。ビフの内面の葛藤が描かれます。
駅で待つポイズンとオリーブの元へと歩くビフ。
しかし・・・。いいのか?本当にこれでいいのか?
悩むビフ。そして、ビフの出した結論とは。
(逃げるんじゃない。俺は逃げるんじゃないぞ!戦うんだ!俺は逃げない!逃げない!逃げて東京へなんか行かねえ!俺は逃げずにここで!この寝惚けた奴らを!この町を!目覚めさせてやる!)
間野山への残留を決意。逃げて東京に行くのではなく、ここで、間野山でこの町を変えてみせる!
と。その思いのとりあえずの行き先が神輿だったようです。青臭い。でもいい話。
ここまで意識が無かった会長が目を覚ましました。
今まで通りに見れない
その話を聞いて『くたばっちまえばよかったのに』毒を吐くオリーブ。
凛々がどこか少し変わったという事に気付いたのか、凛々の胸の内を見透かしたのか、なんでもやりたい事をすればいいと凛々に話す千登勢さん。
そして、ついに池の水はなくなりました。池の底にあったのは、もはや原型を留めていない朽ち果てた神輿。
池干しを見るために集まったたくさんの人達を見て、祭りの復活を決意する由乃。
安産帰還
池干しも終わり、帰る事になった安産軍団。
お別れの時にリコに『いつか一緒に世界を見よう』と言われ、笑顔で返す凛々。
いつか世界へ旅立つのでしょうか
そして由乃は、入院中の会長に『蛟祭りを復活させる!』と提案します。
観光協会でも提案しますが、どうやら『三種の祭具』とやらが無いと蛟祭りに復活は叶わないよう。
剣鉾、釣太鼓、黄金の竜の三種。なんだこれ。急にクエストっぽくなってきた。
というわけで、これからは祭具探しをするんでしょうか?というところで今週は終わり!
次ページから感想です!
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