【ラノベレビュー】この素晴らしい世界に祝福を!1巻 ~あぁ、駄女神様~

現在このブログで一番人気のある記事がけもフェス関連の記事なのですが、その次に人気があるのがこのすばの記事です。

このすばの記事です。と言っても、なんか微妙に短い記事が1つと中途半端に最終回のレビューだけやった記事が1つの計2つ。

せっかくこのブログに来てくださった方に対してちょっと申し訳ないなと思ったので、せっかくだから原作好きとして原作の紹介をしていこうと思います。

ちょっとアニメと設定が違ったりする部分もあったり、原作の方が詳しく掘り下げているエピソードなんかもあって結構面白いですよ。

ちなみに、アニメ化されているのは書籍の4巻まで。現在13巻まで発売されており、7月1日に14巻が発売されます。

そんなにネタバレが気になるような内容の話もあんまり無いのですが、一応ネタバレが嫌な方は読まない事をおすすめします。

1冊の内容は章仕立てで構成されていますので、各章ごとに簡単な説明を書いていきたと思います。

プロローグ

学校にも行かずひきこもりの日々を送っていた主人公の佐藤和馬。

ある日、大人気のネットゲームの最新作を買うために外出したところ、トラックによって事故に合いそうな女子高生をかばって死んでしまう・・・。

トラックだと思った乗り物が実はトラクターで、実際の死因はトラクターも関係無くショック死だったのですが。

死後の世界で出会った女神アクアに異世界への転生を薦められるカズマ。異世界転生時には凄い能力や装備をなんでも1つ持っていける特典があったのですが、装備や能力ではなくそこにいた女神アクアを選んびました。

ひきこもりのオタクと女神アクアの異世界の冒険の始まりです!

第1章 この自称女神と異世界転生を!

無理矢理アクアを連れて異世界へとやってきたカズマ。これから始まる異世界生活に胸を躍らせます。

まずはさっそく冒険者ギルドに登録に向かいますが、ギルドの登録料が無いのでギルドにいたプリーストにお金をもらいました。

ギルドに登録するために職業を決めるのでステータスを測定してもらう2人。

カズマは幸運が非常に高く、知力がそこそこ高い事を除けば普通。冒険者より商人向き。

アクアは知力が平均より低く幸運が最低クラスに低い事を除けば超万能でした。

結果、カズマは最弱職の冒険者に。アクアはアークプリーストになりました。

とりあえず装備的な物も何も無いので、土木作業でお金を稼ぎますがそれも飽きたのでまずは簡単な討伐クエストへ向かう2人。

相手はジャイアントトード。でかいカエルです。なんとか倒せたものの、アクアはカエルに食べられ粘液まみれのヌルヌルに。

これは俺達の手に負えない。そう思った2人はパーティーメンバーを募集する事に。

『上級職のみ募集します』

その応募を見てやってきたのが、紅魔族であり職業アークウィザードのめぐみん。

彼女の得意魔法は爆裂魔法。人類が行える中で最も威力のある攻撃手段。その威力は山をも崩し岩をも砕く!!

紅魔族随一の魔法の使い手で最強の魔法を使えるのですが、唯一の欠点が爆裂魔法しか使えないうえに一発打ったら動けなくなる事。

カエル相手に超絶オーバーキルな破壊力を見せたあと、倒れて動けなくなって食べられました。

さっそく加入をお断りしようとするカズマですが、無理矢理パーティーに入れる事になりました。

どうしたものかと頭を悩ませるカズマの元に、募集の張り紙を見たさらなる人物が。

やってきたのはクルセイダーのダクネス。果たして彼女はどんな人なのでしょうか?

第2章 この右手にお宝(ぱんつ)を!

カエル討伐でレベルが上がったので何かお得なスキルは無いかと探していたところ、ダクネスの友人である盗賊のクリスに盗賊スキルを教えてもらえる事に。

ここで覚えたスキルは敵感知、潜伏、そして窃盗。スティールです。

スキルを覚える練習のために、クリスにサイフをスティールで盗まれるカズマ。せっかくだから取り返してみなよ!と言われたので、クリスにスティールをかけるカズマ。

すると、ゲット出来たのはパンツでした。その後ギルドに戻ってめぐみんにスティールを使うと、手に入れた物はパンツでした。パンツ強奪スキル。

人前で幼い少女のパンツを強奪し晒し者にする外道のカズマを見て興奮するダクネス。なんとかこのポンコツのパーティー加入だけはさけなければ!!

と、そこに緊急クエストの放送が。

クエスト内容はキャベツ狩り。空を飛ぶ大量のキャベツを刈るクエストでした。

クエストを終え、すっかりめぐみんやアクアと仲良くなってしまったダクネス。パーティーメンバーに加わる事になりました。

ダクネスからの提案により、アクアのレベルを上げられるようなクエストを受けよう!という事になり、共同墓地に出没するというゾンビメーカーの討伐依頼を受ける4人。

墓地にたどり着くと、そこに居たのはゾンビメーカーではなくなんとリッチーでした。

リッチー。アンデッドの最高峰。ノーライフキング。

強い恨みや未練で自然とアンデッドになってしまったモンスターと違い、自らの意思で自然の摂理を捻じ曲げてアンデッドになった存在。

そんなラスボス級の大物がなぜこんな所に・・・?

問答無用で浄化しようとするアクア。しかし、よく話を聞いてみるとこのリッチーは良い人でした。

リッチーの名前はウィズ。

なんでもこの街のプリーストは金儲け主義なため、共同墓地に埋葬されるようなお金にならない人の相手は後回しにされるらしく、さまよえる魂となってしまった者達を定期的に天に還しているそうです。

ウィズが墓地にやってくるとゾンビ達がその魔力に反応して蘇ってしまうのがゾンビ発生の原因でした。

ウィズとしては墓地に埋葬されている魂が無事に天に還れるのなら別に自分でやらなくても・・・。という事なので、ヒマな自称女神が定期的に墓地に来て浄化する約束となりました。

ウィズはどうやら普通に街中で生活しているようです。小さな魔道具店を経営しているそうな。

リッチーってもっとダンジョンの奥深くにいると思ってた。というカズマに『ダンジョンみたいな生活に不便なところで住む必要性がありませんから』と返すウィズ。崩壊する異世界感。

名刺ももらったので、今度アンデッドスキルを教えてもらう事にしました。