【ラノベレビュー】この素晴らしい世界に祝福を!3巻 ~よんでますよ、ダクネスさん~

この貴族の令嬢に良縁を!

ダクネスが帰ってきた!

ダクネスが帰ってこないのでイライラし、腹いせにアクアの身包みをスティールではぐカズマ。そこに、清楚なドレス姿になったダクネスが帰ってきました。

まずは暖かい風呂に入ってゆっくり泣いてくるといい。優しく対応するカズマ達。

しかしどうやらダクネスは何もされてはいないよう。代わりに、領主の息子との見合い話を持って帰ってきました。

どうにかこの見合い話をぶち壊して欲しい。とお願いするダクネス。一方、それを聞いてイケメンの領主の息子にダメクルセイダーを押し付ける事を思いつくカズマ。

仕方ない。寿退社なら仕方ない。両者の思惑渦巻くお見合いが始まりました。

お見合いのためにダクネスの実家を訪れるカズマ一行。ダクネスの本名がララティーナである事がわかりました。

やってきたお見合い相手の領主の息子の名前はアレクセイ・バーネス・バルター。

このバルターは、見た目はイケメンですがとんでもない奴でした。まずこいつは、とんでもなく人柄がいい。さらには、誰に対しても怒らず、家臣が失敗すればその原因を一緒になって考えようとするような人間でした!

さらにこいつは、日々民のためにと勉学に励み、さらには剣の腕もたち、最年少で騎士に叙勲されるような人間でした!とんでもない完璧人間だ!!

ララティーナお嬢様の理想像

・パっとせず、体型は痩せてても太っててもどっちでもいい
・一途に想っているのに他の女に言い寄られて鼻の下を伸ばす意志の弱い人間
・年中発情しているスケベさは必須
・できれば人生楽に送りたいと人生舐めてる奴がいい
・借金があればなお良し
・働きもせず酒ばかり飲んでいるような男がいい
・俺がダメなのは世間のせい
・空の酒瓶を投げて体売ってこいと言うような男

全然ダメ!バルターなんてまったくもって話になんねぇ!むしろ結婚してくださいララティーナお嬢様!!

完全にダメになったダクネスの理想を聞き、なんとしてもバルターとのお見合いを成功させようと決意するカズマ。一方、それはちょっとヒドイんじゃないかと止めるアクア。

それに対して、じゃあもしダクネスが理想のタイプを見つけてきたって言って上記の男を連れてきたらどうすんだよ!!と強気のカズマ。

いいから押し付けるんだよ!あのバルターって男に!

お見合い大作戦

なんとか成功させようとするカズマと、絶対に受け入れられないダクネス。両者の思惑を乗せてお見合いは進みますが、ついにダクネスがキレた。

「もうまどろっこしいのはやめだ!こんな事いつまでもやっていられるか!!」

なぜかバルターとダクネスで修練場にて剣の決闘をする事に。バルターの勝利条件は『ダクネスにこんなのもう無理!これ以上は許して!』と言わせる事。

本当はお見合いを断るつもりで来たバルターでしたが、ここまでのダクネスの無茶苦茶ぶりを見てダクネスに興味がわいてきました。よしわかりました。やってみましょう!!

ドMクルセイダーとイケメン領主の息子の人生を賭けた決闘が始まる!!

それから30分以上が経過。

剣の腕では終始バルターが圧倒するものの、ハードドMのクルセイダーの心はまったく折れる様子もなくついにはバルターがギブアップ。

そして勝負はカズマVSララティーナお嬢様へと発展しました。

『剣での決闘』という条件なのに、いきなりクリエイト・ウォータで水を浴びせ、さらにフリーズで体を凍らせようとするクズマ。さらに、その仕打ちで火が付くドMクルセイダー。

ドレインタッチでダクネスの体力を吸い、さらには『負けた方は勝った方の言う事をなんでも聞く』という賭けを提示し、期待感から勝手に負けるダクネス。こいつはもうダメだ。

結局、ダメなダクネスを見ても嫌うどころかむしろ好きになったバルターでしたが、カズマとのやり取りを見てダクネスを諦める事を決意。さらに、娘の筋金入りの性癖も含めてカズマに託そうとするダクネスの父。

そこで、気絶したダクネスが目を覚まし、実はお腹にカズマの子供がいる事を暴露(ウソ)。孫が出来たと大喜びのダクネス父でした。

この仮面の騎士に隷属を!

キールダンジョンから謎モンスターが無限POP

見合い騒動から帰ったカズマ達の元へ、検察官のセナがやってきました。

なんでも、キールダンジョンから謎のモンスターが大量に沸いているらしいのです。最後にあのダンジョンでの探索を行ったのはカズマ達なので、さてはお前らの仕業だな?と言わんばかり。

しかし、心当たりが無い。しいていえば、前回行った時にアクアが強力な結界を張った事くらいで・・・。

と、いうわけで。それが原因かどうかはさておき、状況証拠になりうるアクアが張った強力な結界を消すためにダンジョンに向かう事になりました。

そしてダンジョンの前についた一行。確かに、ダンジョンの中からは謎のモンスターが湧き出していました。なにやら仮面を付けたそのモンスターは、近づくと自爆する性質を持っていました。

モンスターの出所を確認するためにダンジョンの中へと入るカズマとダクネス。ダンジョンの中で2人を待っていたのは・・・。

なんと悪魔でした。魔王軍幹部にして、悪魔を率いる地獄の公爵。全てを見通す大悪魔。

バニルである!

見通す悪魔バニル

この仮面の悪魔バニルには、どうしようもない破滅願望があり、それを満たすために働けば働くほど赤字になる謎の特技を持つ友人に会いに行く途中に、このダンジョンに住み着いたよう。

どうやら悪魔というのは人間の悪感情を好むようで、バニルは人間には危害を加えないそうです。しかし、人間ではないアクアは別。むしろ天敵。

天敵である女神のアクアにキツイの一発食らわせるために、ダクネスの体を乗っ取るバニル。バニルがバニルのままであるよりも、ダクネスの体に入っている方がこちらに有利なんじゃないか?と思い、乗っ取られた状態で封印の札を貼りました。

バニルに体を乗っ取られるというのは大変な苦痛を伴うようで、悦ぶダクネス。ダクネスの体を乗っ取ったまま、地上へと向かうバニル。地上で女神と対決だ!

ダクネスの体とバニルは相性が良かったようで、荒ぶるバニルを止められません。体を乗っ取られたままのダクネスに対しての対抗手段が思い浮かばないカズマ達。

しかし、仮面に貼られた封印の札をティンダーで燃やし、ダクネスの体からバニルを追い出し倒す!という作戦を思いつき実行に移そうとしますが・・・。

最終的に、バニルもろともめぐみんの爆裂魔法の餌食となったダクネス。

エピローグ

魔王軍の幹部。仮面の悪魔バニルを倒した事により、カズマに対する嫌疑は晴れ、さらに借金を返して余った4000万エリスも手に入れたカズマ達。

しかし・・・。手放しに喜べる気持ちではなかった。

魔王軍の幹部といえばウィズの知り合いのはず。その知り合いを、爆裂魔法で消し飛ばしたのだ。

ウィズの店にいきさつを報告に向かうカズマとダクネス。

「エリス様に仕えるクルセイダーがこんな事を言ってはいけないのだろうが・・・。まぁ、嫌いな奴ではなかったよ」

しかし、ウィズのお店の扉を開け、そこで見たものとはっ・・・!

と、ここまでで3巻は終わり。次から感想です!